塗装工事の流れ

雨などの影響で遅れてしまう場合もありますし、湿度が高いなどで乾きが悪い場合はさらに乾燥時間を取る必要があります。昼の見え方、夕方の見え方、夜の見え方と太陽の位置や光の当たり具合によって、外壁は異なる見え方をしますし、気づかないところにも気付く場合があります。様々な状況下で確認することが必要です。工事が終わった後は、近隣の方々に工事終了の挨拶と、迷惑をかけた事による謝意を伝えて外壁塗装工事は終了となります。

私達は1つ1つを確認し手を抜かず一生懸命仕事を行います。

 

仮設足場工事とシートの設置

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安全に作業する為に、効率よく作業をする為に、家の周りをぐるりと仮設足場を建設します。作業員がその上にのって塗装作業をする為のものです。足場設置専門の足場屋さんにお願いしている場合もありますし、自社の足場を組む場合もあります。仮設足場を設置した後は、その周りにメッシュシートを張り巡らせます。このシートは飛散防止シートといい、塗料が周りに飛んでしまうのを防ぐ為のものです。今はスプレーガンによる吹き付け工法がそこまで主流ではなく、刷毛とローラーで塗るだけなので、飛び散ったりしないのではないかと思われるかもしれませんが、かなりの量の塗料が刷毛やローラーでも飛んでしまうので、このシートも必要な物となります。

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下地調整

下地調整には様々な作業があります。ヒビ割れを埋めて塗料を塗りやすくするための補修、内部の金属部が膨張したために壁が剥がれ落ちた部分(爆裂と言います)にモルタル等をつめる補修、目地のシーリング打ち替え・打ち増し補修(コーキング工事とも言います)、その他の崩れているところのパテ埋めなど細かい作業を行います。どれもに共通するのは塗料を壁につきやすくし、安定させるために壁を平坦にするという点です。

下地補修は外壁塗装工事の中で最も重要な工程の一つです。

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養生

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養生(ようじょう)というのは普段あまり聞き慣れない言葉ですが、塗料がついてはいけない場所などにシートやテープをはり塗料がつかないようにする作業の事をさします。

塗装工事というのはどのように気をつけたとしても、絶対に塗料や洗浄した水などが飛び散ってしまいます。養生をしていないと、その飛び散った塗料により、様々なところが着色してしまうのです。それを防ぐ為に、塗っては行けない場所は全て養生する必要があります。マスキングテープ、ビニールシート、養生シート、マスカーなどの道具を使って養生します

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外壁塗装

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下塗りは色をつける事が目的ではなく、色付けと保護が目的の上塗り用の塗料がしっかりと壁に密着する為の薬剤を塗るというイメージです。塗装というよりは下地調整の一部のようでもあります。このときに塗る塗料はシーラーと呼ばれる下塗り専用塗料です。ボロボロになった壁の中にしみこんで固まり、後からの塗料を塗りやすくしてくれます。

下地の状態によって、シーラー、プライマー、フィラー、バインダーなどの下塗り材から使い分けます。例えば、あまり劣化していない外壁の下塗りを行う場合はシーラーを使用し、細かいクラック等が多い外壁に塗る場合は微弾性フィラーを使用するなどです。劣化が酷い下地にシーラーを塗ってもうまく定着しないなど、きちんとした下塗り材を選択しないと上塗り用の塗料がうまく定着せずに剥がれなどの原因になってしまいます。

会社概要

会社名 株式会社ノグチ
住所 〒287-0801
千葉県香取市扇島1841-6
TEL(担当係) 080-2382-0636
FAX 0478-79-0291

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